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自分では使わない土地を、必要とする人がいるかもしれない

自分では使わない土地を、必要とする人がいるかもしれない | 不動産相続・売却の専門コラム

「この土地、もう誰も使わないんだよね。」

土地のご相談を受けていると、そんな言葉を聞くことがあります。

子どもは農業をしない。
自分もこれから使う予定はない。

すると、その土地はいつの間にか、

「使い道のない土地」

という扱いになってしまいます。

でも、本当にそうでしょうか。

 

■「自分が使わない」と「誰も使わない」は違う

ここが今回、一番お伝えしたいことです。

自分や家族に使う予定がないと、

「この土地には使い道がない」

と思ってしまいがちです。

しかし、それはあくまで自分たちから見た土地の姿です。

土地は、見る人が変われば意味も変わります。

ある人にとって必要のない土地が、別の人にとっては探していた土地かもしれません。

 

 

■たとえば「空いている駐車場」と同じです

自宅に車が1台しかないのに、駐車スペースが3台分あったとします。

自分から見れば、

「2台分は使っていない場所」です。

でも、近所で駐車場を探している人から見れば、

「使わせてほしい場所」になるかもしれません。

土地も同じです。

持っている人の使い道と、必要としている人の使い道は違います。

ここに、土地を考える面白さがあります

 

■「何に使える?」から考えてみる

土地を見るとき、

「売れるか、売れないか」

から考える必要はありません。

まず、

「この土地、誰かだったら何に使うだろう?」

と考えてみる。

このくらいから始めていいと思います。

自分では何も思いつかなくても、

違う立場の人が見ると、別の見方が出てくることがあります。

昔から所有している土地ほど、

所有者にとっては「いつもの土地」です。

だからこそ、自分ではその特徴に気づきにくいこともあります。

 

■土地は「持ち主の事情」だけで価値が決まるわけではない

子どもが使わないから価値がない。」

「農業をやめたから必要ない。」

「何年も使っていないから、これからも使い道はない。」

そう決めてしまうのは、少し早いかもしれません。

大切なのは、

自分が必要としているかではなく、その土地を必要としている人がいるか。

という視点です。

これは、土地を手放すかどうかとは別の話です。

残すにしても、活用するにしても、まずは土地を違う角度から見てみる。

それだけでも選択肢は変わります。

 

 

■ 「いらない土地」ではなく「まだ役割が決まっていない土地」

私は、使っていない土地をすぐに

「いらない土地」

と考えない方がいいと思っています。

むしろ、

「次の役割がまだ決まっていない土地」

と考えてみてはどうでしょうか。

今まで家族のために使ってきた土地が、

これからは別の誰かの役に立つかもしれない。

そう考えると、土地の見え方が少し変わってきます。

 

■土地を見直すときは「誰の役に立つ?」と考えてみる

土地の将来を考えるとき、

「うちは使わないからどうしよう」

だけで終わらせず、

もう一つ質問を加えてみてください。

「この土地を必要としている人はいないだろうか?」

自分では使わない。

子どもも使わない。

だから価値がない。

とは限りません。

土地には、持ち主がまだ気づいていない役割が残っていることがあります。

自分では使わない土地を、必要としている誰かがいるかもしれない。

その視点を持つことが、土地のこれからを考える新しいスタートになるのではないでしょうか。

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