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【CCNコラム6】リースバックのデメリット

【CCNコラム6】リースバックのデメリット | リースバック

売却金額が相場以下になることが多い
リースバックにおける売却金額は、周辺相場以下となることが多いでしょう。
物件にもよりますが、一般的には、周辺相場の60~90%程度になると考えておきましょう。
周辺相場よりも低くなる理由はリースバック業者が、賃料収入を得る投資用不動産として査定し、利回り重視で考えるためです。
また、リースバック期間終了後の不動産市場に変化が生じている可能性もあるため、その損失回避も考慮した買取価格となります。

リース料(家賃)が相場より高くなることが多い
リース料(家賃)が周辺類似物件よりも高く設定される可能性も高いでしょう。
物件にもよりますが、リース料(家賃)の目安としては、売却価格の8~10%程度と考えておきましょう。
リース料(家賃)は、周辺家賃相場から設定されるのではなく、あくまでリースバック業者の買取価格に対する利回りを考慮して設定されるためです。

修繕費は借主負担と定められている場合がある
通常の賃貸契約では、通常損耗による設備の故障などにかかる修繕費は貸主負担となっていることが多いものですが、リースバック契約の場合、特約で「設備などの修繕費は借主負担」と定められているケースがほとんどです。
賃貸借契約締結時に、修繕費や退去時の原状回復費の負担区分がどのように特約に定められているかをきちんと確認する必要があります。

買い戻し時に売却時より高くなることが多い
買い戻しを検討している場合には、買い戻し時に売却時より高くなる可能性が高いことに留意が必要です。
物件にもよりますが、目安としては売却価格の1.1~1.3倍程度と考えておきましょう。それは、リースバック業者が、営利団体だからです。
リースバック時の売却価格が仕入れ値だとすると、買い戻し時の売却価格は仕入れ値に利益を加えた売り出し値です。
だから、買い戻し時には、売却時よりも高い価格となるのです。

買い戻しのハードルが非常に高い
買い戻しはリースバックのメリットでもありますが、上記の3項目を考慮すると、現実的には金銭的ハードルだけでなく、心理的ハードル(〇年前に売却した自宅を、それを上回る価格で買い戻すことへの抵抗感)も非常に高く、実行に移せる方は限られた方と言えるでしょう。

ずっと住み続けられるとは限らない
リースバックは住み慣れた自宅に売却後もそのまま住めるのがメリットです。
しかしリースバックで賃貸借契約を結ぶ際、多くの場合は『定期借家契約』で結ばれます。
定められた契約期間が満了した後も再契約は可能ですが、再契約が保証されているわけではないことに注意が必要です。
定期借家契約だけではなく、普通借家契約が選べる業者であれば安心です。

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