2022.02.15
【CCNコラム5】リースバックのメリット
リースバックの概要を踏まえたうえで、リースバックのメリットについてご説明いたします。
売却をしても、現在の住居に住み続けられる
リースバックは、売却をして売却収入を得た後も、そのまま現在の住居に住み続けられます。
愛着のある自宅にそのまま住み続けられるのは大きなメリットとして挙げられるでしょう。
将来的に買い戻せる可能性がある
「再売買予約権」をつけて契約できる場合には、将来的に買い戻せる可能性もあります。
リースバックを活用しつつも、可能であれば買い戻しをしたいと考える方もいるでしょう。
また、住宅ローンを組める子供が購入を検討しているというケースもあるかもしれません。
このような場合には、具体的に買い戻しの取り決めを行い、リースバック業者が売主となる売買契約を改めて締結します。
現金化が早い
リースバック業者が買主となるため、一括現金買取となります。そのため、住宅ローン審査などの手間がかかる一般的な不動産売却と比べると、現金化までの期間が早いと言えます。
引っ越しが不要になる
一般の売却においては、当然引っ越しが必要ですが、引っ越しには時間と費用が掛かります。
リースバックは、引っ越しの必要がなく、今まで通り自宅での生活を継続できます。
売却を周囲に知られずに済む
売却したことが周囲に知られると、その理由を詮索する人も現れます。しかし、リースバックでは、自宅売却した後も、今まで通り自宅での生活となります。
そのため周囲に知られずに、売却を進めて売却収入を得られるという点もリースバックのメリットでしょう。
固定資産税の支払いが不要になる
リースバックをすると、買主であるリースバック業者に所有権が移転します。
そのため、毎年1月1日現在の固定資産の所有者に課税される固定資産税の支払いは不要となります。